Webの世界で「笑顔」を伝える
会社からの帰り、西武新宿駅の駅構内切符売り場付近で、近くのパン屋さんがパンを売っているのによく出会います。おそらくこの駅の建物の中のパン屋さんなのでしょう。女の人が、ものすごく素敵な笑顔で、よく通る健康そうな声で、パンを売っています。何かの弾みで買ってしまいそうなくらい、気持ちの良い接客です。もしパンを買ってあげたら、これまた素敵な笑顔で「ありがとうございました!」と渡されるんだと思います。サービス業として満点のサービスです。
リアルな世界では、笑顔で、表情で、素敵な呼び声で、ものを売ってしまうことができます。
しかし、Webの世界では、笑顔や表情や素敵な呼び声を伝えることが、残念ながらなかなかできません。文字や色やデザインの雰囲気で、なんとなく伝えることはできても、本物の笑顔や声には到底かないません。
だからこそ、サイト上の文章(テキスト)、メールの本文には、リアルな世界以上に気を遣わなければいけないと思います。
- 文章は丁寧すぎるぐらい丁寧に易しく
- メールはテンションを少しだけ上げ気味に、「!」をときどき差し込んだりして
Webの世界では、どうしても相手の「顔」が見えないままのことが多いです。それでも、見えない相手の顔を思い浮かべながら、「こう言ったら(書いたら)、相手はどう思うかな(感じるかな)」と、常に頭の片隅に置きながら、僕はパソコンのキーを叩くのです。
きっと、あのパン屋さんのパンは、とてもおいしいと思います。「taste」だけが、おいしさを決める要素ではないのです。
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