サイト内検索の重要性 - JTBのサイト内検索キーワードランキング
JTB のサイトを眺めていると、トップページの右上にある「サイト内検索」のコーナーに、「キーワードランキング」という部分があるのに気がつきました。週間キーワードランキングというページでも、サイト内で検索されたキーワードをランキングにして、キーワードからは該当するコンテンツへと誘導しています(もっとも「週間」ではなく「月間」の集計になってしまっていますが)。
サイト内検索を実装しているサイトは多くありますが、おそらくフィルターをかけているだろうとは言え、サイト内検索のキーワードをランキングにして提供している一般企業/サービスのサイトは少ないと思います。また、 goo や Yahoo! などの検索エンジンでも同様に検索キーワードをランキング形式で公開していますが、 JTB のそれは自社のサービスや商品のコンバージョンに直接結びつけようとしているところがユニークです。
ユーザーを彼ら/彼女らの目的の場所に誘導するために、ナビゲーションやリンクの設計はとても重要な位置を占めます。しかし、見過ごされがちですが、サイト内検索機能も同様に重要な部分です。サイト内の情報量が多くなれば、ナビゲーションによる誘導にもある程度限界が出てきます。それを補う意味でも、サイト内検索は有意義なナビゲーションと言えます。
2週間ほど前に、米 WebSideStory による「サイトのナビゲーションを向上させるためにサイト内検索の精度を向上させる必要がある」という調査報告が発表されています。
サイト内検索クエリーの上位4%で、全検索の50%を占めているというのがその理由だ。特にECサイトに限定した場合、上位2%の検索クエリーだけで、全検索数の50%を占めているという結果も得られた。
サイト内検索の精度を上げるだけで、ユーザー・エクスペリエンスが向上する可能性がある、というものです。また、サイト内検索を利用するユーザーが、そのサイトにとって「優良なユーザー」であることも示されているようです。
ユーザーのニーズを探るためには、アクセスログ解析でリファラーを調べるというのももちろん有益ですが、サイト内検索されたときのキーワードを分析するというのも方法の一つでしょう。せっかくサイトに訪問してくれてサイト内検索まで利用している「優良ユーザー候補」なのですから、そのユーザーとコミュニケーションをとろうという姿勢が重要だと思います。
- 前の記事: ポール・マッカートニーが64歳に
- 次の記事: ポイントでサンプル(試供品)がもらえる「サンプル百貨店」
コメント