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Change

佐藤雅彦氏と竹中平蔵氏の共著(対話?)『経済ってそういうことだったのか会議』がなかなか読み進まず、もうかれこれ1ヶ月近く経っているような気がする。そもそも僕が経済に少し弱いと思っているから読んでいるんだけど、内容を理解しながら読んでいるから速読しにくいというのもあるし、間に引っ越しが入ってしまったというのもあるし、まあとにかくあと1/3ぐらい。

第5章「お金が国境をなくす−円・ドル・ユーロ」でのユーロの話の中で、とても印象的なところがあった(「印象的」とは少し違うような気もするけど、ふさわしい言葉が見つからない)。ヨーロッパが通貨統合になぜ至ったのかの理由として竹中氏が答えた「自らをリスクの中に置くことによって初めて自分たちの社会が変われる」という箇所。ちょっと長いけど引用してみる。

それともう一つ理由があるとすれば、非常にしたたかに実利を志向しているということだと思います。つまり、こういう統一の基準がないと、ヨーロッパという古い社会は自らを変えることができない。自らをリスクの中に置くことによって、初めて自分たちの社会が変われるということじゃないでしょうか

たとえば、シエスタとして有名ですが、イタリアの公務員は二時になったら一度家に帰るんです。なぜそうなのかというと、これは一九四〇年代にできた法律があるからです。戦争中、爆撃があって危険だから、とにかく帰りなさいという緊急避難的に作られた法律ですが、そんなものが既得権益化されて、それから六〇年近く経っているのに残っているわけですね。しかしこんな法律は、通貨統合がやってくると変えざるを得ません。組合だって変わらざるを得ないわけです。そうやって自分たちに制約条件をはめることによって、ようやく改善できる

『経済ってそういうことだったのか会議』より

僕は、経済的側面や社会の変革の側面に反応したのではなく、あくまで自分の人生とリンクしたものとして反応したんだけど、ちょうど僕自身、自分の環境を意図的に変えて自分を変えようと(ひとつ次のステップへと)していると言えるかもしれない。ああ、国だってそうなんだ、と。こういう本でそういう文章に出会うと思っていなかったので、少し気分が楽になった。

もちろん、環境を変えたからって意志や気持ちが弱かったりぶれていたりすると、ベターな方向には向かない。それを心に置きつつ、僕は東京生活をスタートさせた。どうぞどうぞよろしく。

これまでの僕の人生を支えてくれた人達に感謝。そしてこれからもよろしく。これからの人生で僕と関わっていく人達にセイ・ハロー。どうぞよろしく。

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