「You Raise Me Up」を最初に歌ったBrian Kennedyと云ふ人
世間的に(といってもそれでも一部の人間の間でだろうけれど)話題になるのは2度目か3度目か、「You Raise Me Up」という曲がまた話題になっているみたいだ。荒川静香選手がトリノオリンピックのエキシビションで使用したそうである。オリンピックは、結局新聞とテレビのニュースぐらいしか見れなかった。
荒川静香選手が使用したのはCeltic Womanのバージョンだそうだが、「You Raise Me Up」のオリジナルの原曲はSecret Garden(シークレット・ガーデン)によるものだ。各所でそのオリジナルの原曲の認知度の低さを嘆いている人がいるけれど、同様に僕も少し寂しい気分になったりする。そう、そのオリジナル・バージョンでボーカルを担当しているのが、僕の大好きなBrian Kennedy(ブライアン・ケネディ)だからだ(US盤はが視聴できるぞ)。
昔Fairground Attraction絡みでBrian Kennedyを知ってからは、日本では手に入れにくいにもかかわらず、全アルバムとほとんどのシングルをCDで入手する程のファンだ。「天使を魅了する歌声」とまで言われた、まろやかで美しい歌声がたまらない。「You Raise Me Up」は、Secret Gardenがヨーロッパで大ヒットさせた後(シングル盤は残念ながらAmazon.co.jpでもAmazon.co.ukでも取り扱いは終わっている)、David FosterのプロデュースでJosh Grobanが大ヒットさせたり(グラミー賞はどうだったっけ?)、Westlifeが取り上げてまたヒットさせたりと、かなり多くカバーされているようだけれど、日本ではなぜかJosh GrobanだったりCeltic Womanだったりカバー・バージョンばかりが話題になって原曲はさっぱり。ううっ。
Brian Kennedyもかなり気に入っているのか(それとも悔しいのか)、合計すると4種類も異なるバージョンを発表している。Secret Gardenのバージョン、ソロで再レコーディングしたバージョン(『On Song』収録。シングルでも出た。オフィシャルサイトで視聴できるぞ!)、ライブでアカペラで披露したバージョン(『Live in Belfast』収録)、ベルファスト出身の元北アイルランド代表サッカー選手George Bestのトリビュートシングルでのライブ・バージョン(『George Best A Tribute』)。どれも素晴らしい。なのに、なぜか日本ではほぼ無視。ずいぶん前にAmazonのレビューでも書いたけれど、Eddi Readerとよく似た立ち位置にいるにもかかわらず、日本でまともな紹介をされていないのは本当に惜しいと思う。
以上、Brian Kennedy普及委員会からでした。
これを書いたきっかけは、毎日チェックしているITmediaオルタナティブ・ブログでの(株)アーキットの堀内氏のエントリーを偶然目にしたからでした。オリジナルのSecret Garden (featuring Brian Kennedy)のバージョンもいいですよ。
おすすめのアルバムとして1枚挙げるとすれば、2001年の『Get on With Your Short Life』かな。ものすごく素晴らしいバラード「So What If It Rains」や、Neil Youngのカバー「Only Love Can Break Your Heart」が収録されている。
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コメント
あと、今つらつら調べてたら、「You Raise Me Upはパクリ?」とか書かれてて、いやいや違うよ君、と思った。アイルランドのトラディショナルソングはぐるぐる回っているんだよ、と。
『Fairground attraction』私も大好きです。DVDに落とした川崎でのライブは最も頻繁に観る一枚になっています。
Fairground attractionの川崎のライブ、僕も友人のご厚意でビデオであります。あの頃のEddiは若いです。
自分はついてるなと思いました。ブライアン・ケネディは声がとてもいいですね。透き通っていてとても好きです。